12月になって、認知症の父がデイサービスへ行くのを嫌がって困っています。父は、2024年夏にレビー小体型認知症と診断され、入院治療後から約一年半、週に5日デイサービスのお世話になっています。これまでも何度かこのようなことはありましたが、そんな時はいつもなだめたり・すかしたり・説教したりと、思いつくままの手段をとってしのいできました。
これではまるで、幼稚園や学校を嫌がる子どもへの対処のようなものです。年を取ると子どもにかえるといいますが、これでいいのかなと今回すこし考えてみました。
デイサービスの何が嫌なのかを父に聞いてみる
父にとってのデイサービスの必要性を説明する
デイサービスへ行かずにどうしたいのかを話し合う
先ずこの3つが頭に浮かびました。と同時に、しばらく父と話をしていなかったことに気が付きました。果たして父のサインを見逃してはいなかったか、いないと言える自信はありません。
介護する側が行き当たりばったりの対処をとっていれば、何度もこのような事態に陥るのは当然といえば当然です。一方で日々の生活に追われながらとはいえ、我が家に以前は関係なかった「介護」に、いよいよ向き合う必要に迫られているのだと、今更ながら自覚しました。
幸い今回は、ケアマネジャーさんの定期的な訪問機会が直ぐにありました。デイサービスを嫌がるという現状を先ずお伝えしたところ、心なしか表情がいつもと違うように感じると言われました。そしていつものように、デイサービスでのリハビリを頑張るよう、父を励ましてもももらいました。
しかし次の日も、父はデイサービスへいきません。
次に少し先に予定されていた、以前に父が入院していた病院の訪問看護師さんに連絡をとることにしました。して欲しくはないけれど、認知症の薬を調整してもらう時期が来たのかを相談するためです。
壁にぶつかる度に、こういった方々と繋がっていることをありがく思います。相変わらず、父がデイサービスを嫌がる状況は続いていますが、ひとつずつ嫌がる理由をあぶり出して地道に解決していきたいと思います。父の介護生活をできるだけ快適に、そしてなにより父が穏やかな老後を送れるよう工夫をしてゆきます。
「頼むからデイサービスへいってください」って言うのは、しばらく封印するとしましょう。
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